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気づく力を鍛えるフィットネス

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 8月3日
  • 読了時間: 2分

― 整えることからすべてが始まる ―

人の身体は、命令で動いているわけではありません。誰かに「こうしなさい」と言われて変わるものではなく、自ら「こうしたい」と感じたときに、はじめて変化が起こります。

フィットネスの現場でも、これは同じです。正しいフォームを「教える」ことよりも、自分で「気づく」ことの方が、遥かに深い変化を生み出します。


■ 整える → 感じる → 鍛える

B-BOXERでは「整えてから鍛える」という順序を大切にしています。これは、身体だけの話ではありません。まず整うことで、感覚が開きます。感覚が開けば、今まで気づけなかった「ズレ」や「無理」が見えてきます。その上で、自分のペースで鍛えていく——これが、本質的なトレーニングです。


■ 答えは教えない。気づきを導く。

私たちは、答えを押しつけません。「この動きが正解です」と一方的に言うのではなく、「どちらの足が動きやすいですか?」「呼吸は浅くないですか?」と、問いかけを通じて感覚のスイッチを入れていきます。

なぜなら、人は「自分で感じたこと」によってしか、本当には変われないからです。


■ トレーナーは“教える人”ではない

本来、指導者の役割は「教える人」ではなく、“観察し、支援する人”だと私たちは考えます。

必要なタイミングで、必要な刺激を与える。そして、それを「引き出す」環境を整える。それが、B-BOXERのスタイルです。


■ フィットネス=鍛える場所、ではない

フィットネスは、ただ筋肉を強くする場所ではありません。自分の身体に気づき、感じ、コントロールする力を育てる場所です。それはまさに、“学び”の場であり、“成長”の場です。


■ 変化は、自分の中から生まれる

どれだけ正しい理論があっても、どれだけ良い機材があっても、最後に変わるのは、自分で気づいた人だけです。

私たちが大切にしたいのは、「鍛える前に整えること」「感じることから始めること」そして「気づく力」を育てること。

その先にこそ、本物の身体づくりと人生の変化が待っています。



 
 
 

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