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「自分基準」で選ぶトレーニング環境情報過多の時代に迷わないために

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 5月30日
  • 読了時間: 2分

近年、クルマの選び方が多様化し、どの選択肢が自分に最適か悩む人が増えています。

これはフィットネスやトレーニング環境の選び方にも、まったく同じことが言えます。


ジム、自宅トレーニング、パーソナルトレーニング。今や三者三様、どれが“正解”かは一人ひとり異なります。

YouTubeやSNSで溢れる情報や、流行のトレーニングメソッドに惑わされ、「結局何を選べばいいのか分からない」という声もよく聞かれます。


そんな中で大切なのは、「自分基準」をしっかり持つことです。

たとえば自動車選びでは、私は「安全性」「快適性」「剛性」を重視し、最終的に2017年式のガソリン車に決めました。

トレーニング環境も同様に、「何を最優先するか」を明確にすることが、迷わないための唯一の方法だと感じます。


たとえば、以下のような「自分基準」が考えられます


  • 継続のしやすさ:自宅で気軽にできる環境を整える

  • 効果の確実性:パーソナルトレーナーに指導を仰ぐ

  • コスト:月会費や一回ごとの費用を比較する

  • 設備や環境:多様なマシンが使えるジムを選ぶ

  • 仲間や刺激:グループレッスンやコミュニティ重視


これらは「どれが一番いい」という絶対的な正解はありません。

大切なのは、“自分が今、何を重視するか”という「自分基準」と、その優先順位です。


迷った時は「理想」と「現実」のバランスを


選択肢が多い時代ほど、「あれもこれも」と目移りしてしまいがちです。

ですが、理想だけで選ぶと長続きしませんし、現実だけで選ぶと満足度が低くなります。

私自身、クルマ選びで理想と現実のバランスを取りながら納得できる一台に出会えたように、トレーニング環境も「現状の自分」に合った形を選ぶことで、継続や成果につながります。


トレーニング環境選びで迷ったら、「自分基準」と「優先順位」を明確にしましょう。

他人の評価や流行に惑わされず、自分にとって最適な選択肢を選ぶことが、健康的なライフスタイルへの近道です。



 
 
 

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