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「脚を細くしたい」のに、前ももが太くなるのはなぜ?

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 6月24日
  • 読了時間: 3分


ダイエットや引き締めを目的にジムに通い始めた方から、こんなお悩みをよく伺います。

「運動しているのに、脚がどんどん太くなっている気がする…」

この現象、特に女性に多く見られます。中でも「前もも(大腿四頭筋)が張ってきてしまう」というケースが目立ちます。

実はこの原因、トレーニングメニューの内容そのものよりも、「筋肉の使い方の癖」にある場合が多いのです。


無意識のうちに、前ももばかり使っていませんか?


日常生活の中で私たちは、知らず知らずのうちに“前もも優位”の動き方をしています。

  • 階段を登るとき

  • 立ち上がるとき

  • スクワットなどのトレーニング


これらの動作を、「前もも主導」で行っている方がとても多いのです。

本来であれば、お尻(臀筋)や内もも、もも裏(ハムストリングス)など、下半身のバランスを取るべき筋肉をしっかり使って支えるのが理想です。

しかし、これらの筋肉が眠ったままでは、前ももばかりが酷使され、結果として脚が「太く見える」シルエットになってしまうのです。


鍛える前に、“整える”ことが大切です

多くの方が「痩せたい」「脚を細くしたい」と思いながら、間違ったフォームやバランスでトレーニングを始めてしまいます。


しかし、それは逆効果。歪んだ姿勢のまま筋トレを行えば、癖がさらに強まり、バランスが崩れていきます。


だからこそ必要なのが「整えてから鍛える」というアプローチです。

  • 骨盤の傾きや姿勢を整える

  • 可動域の偏りをリセットする

  • 眠っている筋肉を“目覚めさせる”

こうした準備をしっかり行うことで、本来使うべき筋肉が正しく働き、過剰に前ももを使うクセが解消されていきます。

B-BOXERが大切にしていること

私たちB-BOXERでは、こうした「筋肉の使い方の癖」に着目したプログラムを提供しています。

  • 骨格を整えるストレッチ(IMPRO+リアライン)

  • 正しい動き方を身につけるボディワーク

  • お尻や内ももに効かせるトレーニング

脚を“細く引き締めたい”という目標を、見た目と機能の両面からアプローチすることが可能です。

最後に

もしあなたが、「一生懸命運動しているのに、脚が太くなる気がする」と感じているなら、それは努力が足りないのではなく、“方向”が違っているだけです。

整えてから動けば、体はちゃんと応えてくれます。

あなた本来の美しい脚ラインを、一緒に取り戻していきましょう。




 
 
 

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