top of page
検索

「股関節から動く」──理論を超えて実践する現場の知恵

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 7月22日
  • 読了時間: 2分

「腰ではなく、股関節から動け」この言葉は、トップアスリートから高齢者まで幅広い層に影響を与えてきた、中野ジェームス修一氏の理論の核心です。

私たちも、この「股関節主導の動作」の重要性には深く共感し、大いに学ばせていただいております。


しかし、理論と現実の間には、もう一歩深く踏み込む“実践の知恵”が必要だと私たちは考えています。

その背景には、「頭では分かっても、身体が思うように動かない」という現場のリアルな声があります。


たとえば、股関節から動こうとしても、骨盤がズレていたり、前腿や内転筋が過緊張している状態では、思うように力が伝わりません。

また、高齢者や姿勢に悩む方々にとっては、「正しい動作を理解して再現する」ことそのものが大きなハードルです。

だからこそ、私たちB-BOXERでは「整えてから鍛える」を軸に、次の3ステップを組み込んでいます。


① 骨格のアライメント調整(リアライン機器+手技矯正)

まず、関節・筋の不均衡を整えることで、股関節が本来の位置で正しく動けるようにします。


② 感覚を目覚めさせる動的ストレッチ(IMPRO初動負荷)

重心と接地感覚を再学習し、脚の裏から骨盤、体幹へと“動作の連鎖”を取り戻します。


③ 再現性のある自重エクササイズ(整脚・整動メソッド)

股関節主導の動作を、日常動作・歩行・スクワット動作に落とし込みます。


このように、B-BOXERでは股関節理論をただ「知識として理解する」だけでなく、「身体で腑に落とし、実感として定着させる」ことを目指しています。


中野ジェームス氏の示す道筋は、まさに日本のフィットネス界にとっての道しるべです。

私たちはその流れを敬意をもって受け取りつつ、現場の再現性と効果性を追求する“実践系アプローチ”として、その先を歩んでいきたいと考えています。


一人ひとりの身体に合った方法で、100歳まで歩ける体づくりを。それが、B-BOXERが目指す新しいフィットネスのかたちです。



 
 
 

最新記事

すべて表示
イチローが示した「力の通し方」

野球のイチロー選手が示したのも、筋力や体格よりも「バランス」「重心の移動」「リズム感」という 運動神経の総合力 でした。 力を無駄に出すのではなく、身体の構造を通して力を“伝える”こと。 これはまさに、B-BOXERの理念「整えてから鍛える」に一致します。 B-BOXERに宿る「闘魂」の再定義 B-BOXERでは、IMPROマシンストレッチ、リアライン機器、小林式矯正法を通して、筋肉を“固める”

 
 
 
結語:「元気があれば、何でもできる」

「元気があれば、何でもできる!」― アントニオ猪木 この“元気”とは、外に出すエネルギーではなく、 内側から湧き上がる生命の波動 。 B-BOXERが提案する「整えてから鍛える」トレーニングは、まさにその“元気”を生み出す身体づくり。 年齢や体格に関係なく、誰もが「通る力」を取り戻すことができる。 それが、猪木が残した“闘魂”の現代版であり、B-BOXERが追求する「生きる力の再構築」なのです。

 
 
 
「闘魂」と「通す力」――猪木哲学とB-BOXERの共鳴点

「強い奴が勝つんじゃない。勝った奴が強いんだ。」― アントニオ猪木 この一言には、筋肉の大きさや派手な外見ではなく、 “結果を出す力”=真の実戦力 こそが本物の強さだという哲学が込められています。 猪木が生涯をかけて示した「闘魂」とは、単なる気合や精神論ではなく、 身体と心を通して力を“通す”生き方 そのものでした。 💪 表面的な筋肉ではなく「通る身体」 近年、ボディビルで鍛えた筋肉を持つレスラ

 
 
 

コメント


B-BOXERロゴ

Copyright2023 B-BOXER takatsuki

bottom of page