top of page
検索

「老いは避けられても、諦めなくていい」〜テクノロジーと意識で人生を伸ばす〜

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 8月1日
  • 読了時間: 1分

ある60歳近いの代の女性会員さんが「免許を返納しようか」と口にされました。

私はすぐに反対し、「スバルのアイサイト付き車への乗り換え」を提案しました。

なぜなら、**加齢による不安や衰えは“やめる理由”ではなく、“工夫すべきサイン”**だと思うからです。


心理学者エレン・ランガーによる「カウンタークロックワイズ実験」では、70代の男性たちが「若返ったつもり」で生活するだけで、視力・記憶力・筋力などに改善が見られました。


つまり、「老い」は体だけでなく、思い込みが引き起こす現象なのです。

運転支援システムが安全性を補ってくれるように、体力の低下にも“補い方”があります。

B-BOXERでは、姿勢を整えてから鍛えるアプローチをとり、プライミング効果(前向きな声かけ・音楽・雰囲気)も取り入れています。


年齢を理由に“やめる”のではなく、“続けられる工夫”をする。

それが、本当の意味での「前向きな老い方」だと私たちは考えています。



 
 
 

最新記事

すべて表示
野生動物が持つ“波の動き”――力ではなく連動の美しさが強さを生む

トラやライオンの動きを見ると、そこには驚くほどの脱力としなやかさがあります。 一歩踏み出すときも、飛びかかる瞬間も、方向を変えるときでさえ、硬さや力みはほとんど存在しません。 身体の中心から波のようにエネルギーが伝わり、それが全身を流れていくことで無駄のない動きが生まれています。 この“波の動き”は、実は日本古来の武術にも共通しています。 剣の達人は腕の力ではなく、足裏から伝わった波を背骨が受け取

 
 
 
“整えてから鍛える”は科学である――順番を間違えると一生変わらない体になる

多くの人は「筋肉を増やせば体は良くなる」と信じています。 しかし、これは本質を見誤っています。 筋肉は体を動かすための出力装置にすぎず、その前に整えるべき「土台」が存在します。 骨の配列が乱れ、関節が正しい位置を外れ、神経の通りが悪く、呼吸が浅く、骨盤が傾いたままでは、どれだけ筋トレをしても筋肉は正しく働きません。 この状態でトレーニングをすると、お尻は使われず前ももだけがパンパンになり、腰痛や肩

 
 
 
強く、しなやかで、折れない──矢田修氏が追求する身体哲学

矢田氏が語る「幹づくり」の真髄は、単に“強い幹”を目指すことではありません。 幹が硬すぎれば、動きは鈍くなり、強い力を発揮しにくくなります。 しかし中が弱ければ、外からの負荷に耐えられず、すぐに折れてしまいます。 矢田氏はこの相反する性質を、 高次元で両立させた身体 を目指しています。 つまり、 強いのにしなやか しなるのに折れない 力んでも詰まらない 緊張しても滑らかに動く という矛盾の統合です

 
 
 

コメント


B-BOXERロゴ

Copyright2023 B-BOXER takatsuki

bottom of page