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「カロリーさえ減らせば痩せる」はもう古い。身体はそんな単純じゃありません。

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 6月21日
  • 読了時間: 2分

「摂取カロリーより消費カロリーが多ければ痩せる」このフレーズ、何度聞いたかわかりません。でも実は、この理屈だけで人間の身体は動いていないのです。


そもそも、カロリーの定義をご存知ですか?食品のカロリーは「ボンブカロリーメーター」で燃やして得られる熱量をもとに測定されています。

つまり、火で燃やして出る熱を“人間が消費するエネルギー”に置き換えているという、ちょっと無理のある話です。


人間はストーブでも焚き火でもありません。

口にしたものを燃やしてエネルギーにしているのではなく、消化・吸収・代謝という複雑な生理プロセスを経て身体を動かしています。

また、同じ1,000kcalでも、サラダ油を飲むのと玄米と魚を食べるのでは、体内での反応はまるで違います。

脂質は体脂肪になりやすく、タンパク質はエネルギーとして使いにくく、炭水化物はインスリンの感受性によって蓄積が変わる。

**つまり「カロリー=カロリーではない」**のです。


ライザップのような「食事制限×筋トレ」の短期集中ダイエットが一世を風靡しましたが、リバウンドや代謝低下に悩む人を多く生み出したのも事実です。


食べなければ痩せます。

でも、同時に体力も免疫も心も削られます。

B-BOXERでは、**「カロリーを減らす前に、体を整える」**を信条とし、無理なく体脂肪を落とし、筋肉と代謝を保つ方法を提案しています。


何を、どう食べるか。どのタイミングで動かすか。身体と向き合うなら、単純な引き算ではなく、“設計”が必要です。

「カロリー信仰」から卒業し、本質的な健康と体づくりへ。それが、これからの時代の正しいダイエットです。



 
 
 

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