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猛暑に負けない身体をつくる:自律神経と体力、夏のコンディショニングの極意

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 7月5日
  • 読了時間: 2分

連日、体温を超えるような猛暑が続いています。こんな季節になると、「やる気が出ない」「疲れが取れない」「眠りが浅い」といった声が増えてきます。

これらの不調の背景には、自律神経の乱れと体力の消耗があります。


自律神経は“温度差”に弱い

猛暑のなかで冷房の効いた室内と外気温の差が10度以上あることも珍しくありません。

この急激な温度変化は、交感神経と副交感神経の切り替えを担う自律神経にとって大きなストレスとなります。


結果として、身体は常に緊張状態に置かれ、消化不良、倦怠感、睡眠の質の低下など、さまざまな不調が現れます。


「疲れ」が取れないのは“体力”ではなく“調整力”の低下

体力がないから夏に弱い――そう思われがちですが、実は「回復力(コンディショニング力)」が不足しているケースが多いのです。

現代人は、冷房環境と過密スケジュールのなかで“休む力”が落ちています。

筋肉を鍛えることも大切ですが、それ以上に「整えること」、つまり姿勢・呼吸・内臓の働きを整えることが、夏を乗り切るカギになります。


夏こそ“攻めすぎない”トレーニングを

この時期は、無理な有酸素運動や筋トレで逆に自律神経を消耗させてしまうこともあります。そこでおすすめなのが、「整えるトレーニング」です。


  • 深い呼吸とリズムを重視した動き

  • 関節可動域を高めるストレッチや初動負荷的な運動

  • 体幹とインナーマッスルを優しく刺激するメニュー

こうしたメニューは、交感神経の興奮を抑え、副交感神経を優位にし、睡眠の質や回復力を高める効果があります。


コンディショニングは「水分・塩分・睡眠」の三本柱

どれだけ良いトレーニングをしても、回復が追いつかなければ逆効果です。

特に夏場は次の3点を意識してください。


  1. 水分補給は「ちびちび・こまめに」が鉄則

  2. ミネラル(特にナトリウム・マグネシウム)も意識的に摂取

  3. 昼寝や短時間の目つぶりで自律神経をリセット


B-BOXERでは、こうした暑さに負けない身体づくりを「鍛える前に整える」という考え方で提供しています

。単に筋肉を増やすのではなく、“環境に適応できる体”=コンディション力の高い体を目指すことが、健康と美しさを両立する道なのです。




 
 
 

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