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人生には“7年周期”のリズムがある

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 7月7日
  • 読了時間: 3分

――7月5日は私の63歳の誕生日


誕生日は、過去を振り返り、これからを静かに見つめるチャンスです。

そしてもうひとつ、「7年ごとの節目」という人間の内的なリズムに目を向けると、私たちの人生には、確かに“区切り”があることに気づかされます。


■ 「7」という数字が持つ意味

古代から「7」は特別な意味を持つ数字でした。

  • 月の満ち欠けは約28日(7×4)

  • 聖書には「天地創造の7日間」

  • 東洋思想では「七転八起」

  • 七福神、七草粥、七夕など、日本文化にも多く登場します

人間の細胞も約7年で全身が入れ替わるといわれており、私たちの心身には“7年ごとの変化”が自然と備わっているとも考えられています。


■ 7年ごとの人生の節目を振り返る

私自身のこれまでを、この“7年周期”で静かにたどってみました。

  • 7歳: 初めて「自分」という意識を持った年。学校という社会との出会い。

  • 14歳: 思春期の入り口。親と自分の間に境界線ができた感覚。

  • 21歳: 大学の剣道部で鍛錬。進路と社会の入口。

  • 28歳: 結婚、家庭を持ち、第一子が生まれる。

  • 35歳: 2年前に父と死別、第四子生まれる。

  • 42歳: 新たな挑戦を始めた、初動負荷トレ-ニングを始める。

  • 49歳: 経験が深まり、「自分らしさ」を確信し始めた時期。

  • 56歳: 医療専門学校の夜間に入学、始動する。

  • 63歳: 今ここにいます。 外ではなく、内面の静けさと向き合いながら、次の使命に備えていると感じています。


■ 63歳は“次の7年”の「準備期間」

60歳を過ぎると、「もう老後」「残りの人生」というイメージがつきまといがちです。

しかし、私はむしろ、ここからが本番だと感じています。


これまでの経験、人とのご縁、築いてきた仕事や想い——そのすべてが熟成し、新たな形で誰かの役に立てる時期が、**この「63歳からの7年」**なのではないでしょうか。


身体は少しずつ変化していきますが、心の奥にはまだ燃える情熱があります。それは、若い頃とは違う「静かな闘志」。守るべき人がいて、伝えたいことがあり、残したいものがある。


■ 「人生を味わう7年」がはじまる

若い頃は「手に入れるための7年」中年期は「築くための7年」そして、今ここからは——**「味わい、伝えるための7年」**です。

焦らず、競わず、ただ自分の足で歩きながら、誰かの支えになり、次の世代に何かをつないでいく。それこそが、これからの“役割”であり、“喜び”なのだと気づかされます。


■ 最後に

誕生日は、生まれ変わりのスタート地点。63歳というこの節目を「終わり」とせず、「次の準備」として受け入れることで、人生はますます面白く、深みを増していくのだと思います。

“7年後の自分”がどんな顔をしているか——その未来にワクワクしながら、今日もまた一歩、歩き出していきます。



 
 
 

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