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🥊 ボクシングが「脳」と「体」 の老化を防ぐ!その科学的理由とは?

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 5月3日
  • 読了時間: 2分

年齢を重ねるごとに気になる「身体の衰え」や「物忘れ」。そんな老化のスピードを少しでも遅らせるには、“ある運動”が効果的だと、近年注目されています。それが「ボクシング(ミット打ち)」です。


✅ 運動で分泌される“若返りホルモン”=マイオカイン

運動をすると筋肉から分泌される**「マイオカイン」**という物質があります。これは近年、「脳の神経細胞を守る」「認知機能を保つ」「脂肪燃焼や免疫力強化にも関わる」などの働きがあることがわかってきました。

特に中強度〜高強度の筋肉を使った運動でマイオカインの分泌が促進されます。その点、パンチという動作は全身の筋肉を使い、心拍数も上がりやすく、まさに理想的な運動刺激です。


✅ ミット打ちは“マルチタスク脳トレ”

ボクシングジムなどでよく行う「ミット打ち」では、トレーナーがコールするパンチの組み合わせ(例:ジャブ→ストレート→フック)に対して、瞬時に反応して動く必要があります。

これにより、

  • 聴覚で情報をキャッチし

  • 記憶からパンチ動作を取り出し

  • タイミングよく体を動かす

という一連の流れを、わずか数秒で処理します。

これはまさに、“脳のマルチタスク能力”をフル活用している状態。実際に、認知症予防の観点からも「複数の動作を同時に行う運動(デュアルタスク)」が効果的だと、医学的にも裏付けられています。


✅ 「楽しい」が続けるカギになる

さらにボクシングの魅力は、なによりも「ストレス解消と爽快感」。パンチを打つことで交感神経が活性化し、その後のリラックス時には副交感神経が優位になりやすく、自律神経のバランスが整いやすくなるというメリットも。

身体も鍛えられて、脳の老化予防にもなり、しかも楽しい。これほど“続けやすく効果的な運動”は、なかなかありません。


💡 まとめ:ボクシングは「攻めのアンチエイジング」

  • 筋肉から分泌されるマイオカインが、脳・体に若返り効果をもたらす

  • ミット打ちは、マルチタスク脳トレ+全身運動+爽快感の三拍子

  • 老化は「防ぐ」だけでなく、「逆転」できる可能性もある

健康寿命を延ばしたい方、いつまでも若々しくありたい方にとって、ボクシングはまさに“攻めのアンチエイジング”。今日からあなたもグローブをつけて、未来の自分にパンチを打ち込みましょう!



 
 
 

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