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ピラティスと格闘家の関係     

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 5月18日
  • 読了時間: 3分

1. 井岡一翔(プロボクサー)

日本初の4階級制覇王者である井岡一翔選手は、試合前のウォーミングアップにピラティスを取り入れています。

彼は「身体の軸の安定によって、しっかりとしたバランスをとれて、突っ込むことなくいい動きにつながっている」と述べています。

また、ピラティスを通じて自分の身体の状態を知ることの重要性を感じているようです。


2. 萩原京平(総合格闘家)

RIZINファイターの萩原京平選手は、大阪市住吉区のピラティススタジオ「Pilates Room tone」でトレーニングを行っています。

彼はピラティスを通じて体幹の安定性や柔軟性を高め、試合でのパフォーマンス向上を図っています。 


3. 谷川聖弥(極真空手選手)

極真空手の世界大会にも出場した谷川聖弥選手は、踏み込んだ時に力が抜ける感覚や力をうまく伝えられないという課題を克服するため、ピラティスに専念しています。

彼はピラティスを通じて動きの連動性を高め、パフォーマンスの向上を目指しています。 pilates-dts.com


4. 所英男(総合格闘家)

46歳の現在も現役で活躍する所英男選手は、ピラティスを取り入れることで「動ける身体」を維持しています。

彼はピラティスを通じて体幹の強化や柔軟性の向上を図り、長年にわたる競技生活を支えています。


🧠 ピラティスの効果と格闘技への応用


ピラティスは、以下のような効果があり、格闘技においても有効です:


  • 体幹の強化:安定した軸を作ることで、打撃や投げ技のパワーを最大限に引き出すことができます。

  • 柔軟性の向上:関節の可動域を広げることで、怪我の予防や技の幅を広げることが可能です。

  • 姿勢の改善:正しい姿勢を維持することで、エネルギー効率の良い動きができ、疲労の軽減につながります。Pilates Studio eleven(ピラティススタジオ イレブン)

  • 呼吸法の習得:胸式呼吸を中心とした呼吸法により、集中力の向上やリラックス効果が期待できます。アメーバブログ(アメブロ)


これらの効果は、試合中のパフォーマンス向上やトレーニングの質の向上に寄与します。Pilates Studio eleven(ピラティススタジオ イレブン)


🔍 カール・ゴッチとピラティスの関係

プロレス界の伝説的存在であるカール・ゴッチ氏は、ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティス氏と同様に、ブリッジ運動を取り入れていました。

両者はドイツ出身であり、体幹の強化や柔軟性の向上を重視する点で共通しています。

ゴッチ氏のトレーニング哲学は、ピラティスの原則と重なる部分が多く、彼の教えを受けた多くのレスラーがその影響を受けています。 maskdenota.jp


📈 まとめと考察

ピラティスは、格闘家にとって以下のようなメリットがあります:

  • パフォーマンスの向上:体幹の強化や柔軟性の向上により、技のキレやスピードが増します。

  • 怪我の予防:正しい姿勢や動作の習得により、怪我のリスクを軽減できます。

  • メンタルの強化:呼吸法や集中力の向上により、試合中の精神的な安定が得られます。

これらの効果により、ピラティスは格闘家のトレーニングにおいて重要な位置を占めています。

今後も多くのアスリートがピラティスを取り入れ、競技力の向上を図ることが期待されます。



 
 
 

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