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ピラティスとボクシング

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 5月13日
  • 読了時間: 2分

原点にして最先端の融合トレーニング


一見、相反するように思われる「ピラティス」と「ボクシング」。

しなやかで繊細な動きを重視するピラティスと、力強く爆発的な動作が求められるボクシング。

しかし実はこの両者には、深い歴史的つながりがあることをご存じでしょうか?


ピラティスの創始者、ジョセフ・H・ピラティス――彼こそが、実は元ボクサーであり、ボクシングトレーナーとしても活動していた人物だったのです。

第一次世界大戦中、彼はドイツ軍の従軍兵士として捕虜収容所に拘留される中で、負傷兵たちが寝たままできるエクササイズを開発しました。

これが現在の「ピラティス・メソッド」の原型です。


その後、ピラティスはアメリカに渡り、ニューヨークで初めてスタジオを構えましたが、その場所はなんとボクシングジムの一角でした。

つまり、ピラティスはボクシングと共に育ったメソッドであり、拳のトレーニングの補完として考案されたルーツがあるのです。


B-BOXERでは、まさにその「原点回帰」として、ボクシング&フィットネスにピラティスを組み込んだハイブリッドな空間を提供しています。

パンチ力の源である体幹の安定性や、打撃時の軸のブレを抑えるコントロール力、そして疲労回復を促すストレッチと呼吸法――ピラティスがもたらす恩恵は、ボクサーにとって計り知れません。


そして現代では、健康志向の一般の方々にも、この融合トレーニングは効果を発揮しています。

ピラティスで身体を整え、ボクシングで発散する。心身のバランスを取り戻す理想のサイクルです。


B-BOXERは、ピラティスとボクシングの融合を単なる流行ではなく、身体と歴史が導く必然の組み合わせとして、これからも追求してまいります。



 
 
 

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