top of page
検索

「日常」と「非日常」を切り替える感性が、トレーニングの質を変える

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 2025年6月29日
  • 読了時間: 2分

「日常生活でできるストレッチやエクササイズはありませんか?」こうしたご質問をよくいただきます。

たしかに、毎日少しでも身体を動かせたら理想的かもしれません。

ですが、私自身の過去を振り返ると、実は“日常の中では特に何もしていませんでした”。


その代わり、私が大切にしていたのは、「最低でも週に一度、しっかりとトレーニングを行うこと」でした。


その週一回のトレーニング時間を、私は徹底的に“非日常”として捉え、最大限に活かしました。

たとえば、筋トレのジムで自分を追い込んだ後、その足でボクシングジムに向かう。


まさに“ハシゴ”です。決して毎日トレーニングしていたわけではありません。

けれども、その一回の濃度が私にとっての“身体を創る時間”だったのです。


重要なのは、「日常」と「非日常」の切り替えの感性です。

ふだんの生活と、トレーニングという“異空間”。

この両者を“光と影”のように対比させ、意識の中で常に存在させておく。

この感覚こそが、トレーニングの質を高める鍵になるのではないでしょうか。


トレーニングする日、しない日。運動しているとき、していないとき。そのどちらにも意味があります。

週に一度のトレーニング時間が“非日常の集中”ならば、残りの日常は“イメージトレーニング”の時間です。


たとえば歩きながら、自分の姿勢をイメージしてみる。

座っているとき、自分の呼吸や骨盤の感覚に意識を向けてみる。

それも立派な「レストの状態」でありながら、身体との対話を重ねる“準備の時間”なのです。


やみくもに毎日やるよりも、「やるとき」と「やらないとき」を明確に切り分けてみてください。

このコントラストが、あなたの身体感覚を研ぎ澄まし、日常にも非日常にも「意味」が生まれていきます。

習慣は、やがて“常態”になります。その積み重ねが、あなたの身体と心を、しなやかに強く整えていくのです。



 
 
 

最新記事

すべて表示
拳の先、密着の深淵へ ―― 63歳からの組技に挑む理由

1. 「生業」としてのボクシング、その誇りと限界 私は今、ボクシングジム「B-BOXER」を経営し、拳を通じて多くの方に健康と情熱を伝える日々を送っています。 ボクシングは私の人生を支える生業(なりわい)であり、その合理的なテクニックと、サウスポーとして確立した独自の思想には絶対の自負があります。 しかし、一人の 武術マニア として己の内面を見つめたとき、そこには長年埋まることのない空白がありまし

 
 
 
「辞めていただく」ことも、トレーナーの大切な義務である理由。

違和感を見逃さない。それが「命」への責任。 先日、ある会員様がB-BOXERを卒業されました。 理由は、内科受診の結果、深刻な動脈硬化が見つかったこと。 血管年齢は90歳。これ以上の激しい運動は、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを伴うという診断でした。 実は、その方は以前からレッスン前の測定で血圧が高く、私はずっと気になっていました。ご本人は「機械の調子が悪いだけ」「医者も大丈夫と言っている」と笑っておら

 
 
 
【ロコモ対策・マットピラティス】をご検討の方へ

〜いつまでも自分の足で歩くために。関節と筋肉を“コゲ”から守る〜 「階段がつらい」「体が硬くなった」と感じるのは、加齢のせいだけではありません。 骨や関節を支えるコラーゲンが「糖化」して、しなやかさを失っているサインかもしれません。 糖化とロコモティブシンドローム:  軟骨や筋膜はタンパク質(コラーゲン)でできています。 ここが糖化して“コゲ”てしまうと、関節が硬くなり、可動域が狭まります。 これ

 
 
 

コメント


B-BOXERロゴ

Copyright2023 B-BOXER takatsuki

bottom of page