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「手がこる?それ、足のせいかもしれません」

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 6月18日
  • 読了時間: 2分

――ヒトの構造から見た、B-BOXERのストレッチ理論


私たちヒト=ホモ・サピエンスは、進化の過程で「二足歩行」を選びました。

この選択により、私たちの体は他の哺乳類とはまったく異なる使い方をするようになりました。

かつて木の上を四足で移動していた霊長類の祖先から、地上に降り立ち、手を「移動手段」から「道具を操る器官」へと進化させた私たち人類。


しかし――四足歩行時代の「体のつながり」は今でも、私たちの体にしっかりと残っています。

手と足、肩と腰――「別物」ではなく「連動する仕組み」


人間の手は、もともと前脚。その「名残り」は、私たちの動作の中に色濃く残っています。

たとえば、肩甲骨と股関節

どちらも「体幹の端」にあるパーツのように見えますが、実は体を動かす際に密接に連動しています。

腕を上げにくい肩がこる肩甲骨の動きが悪い

――そんな悩みの原因が「股関節」にあるなんて、少し意外かもしれません。


しかし、考えてみてください。

歩くとき、走るとき、重いものを持つとき…体は常に「連動」して動いています。

手だけ、足だけが独立して働くことはほとんどありません。

つまり、腕の不調や肩こりの原因が、股関節の硬さや骨盤の歪みによる可能性は十分にあるのです。


B-BOXERでは「上下セット」で動きを整える

このようなヒトの構造的つながりに着目し、B-BOXERでは「肩甲骨」と「股関節」をそれぞれ独立して、そして連携してアプローチすることを大切にしています。

専用マシンによる動的ストレッチでは、


  • 肩甲骨まわりの可動域をひろげ

  • 股関節のつまりや歪みを整え

  • 体幹を軸とした自然な連動動作を再教育


することが可能です。

その結果、・腕が上がりやすくなった・肩が軽くなった・歩きやすくなった・姿勢が良くなった…という変化を、利用者の多くが体感しています。


「肩こりだから肩を揉む」ではなく、「肩こりだから足を見る」へ


これまで、「肩がこるから肩を揉む」「腕がだるいから腕を回す」そんな“対処療法”に頼ってきた方は多いでしょう。


でも、根本的に解決するには、体の構造と進化の歴史を無視するわけにはいきません。

ヒトは本来、全身がつながって動く生き物です。その連動性を取り戻すことこそが、健康な体の土台になるのです。



 
 
 

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