top of page
検索

日本ボクシング史に刻まれる頂上決戦― 西田凌佑選手 vs 中谷潤人選手 ―

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 2025年6月7日
  • 読了時間: 2分

2025年6月8日、有明コロシアムで行われるWBC&IBF世界バンタム級統一戦、西田凌佑選手対中谷潤人選手の一戦は、日本ボクシング史に残る名勝負になる可能性を強く感じます。


この両選手はどちらも長身のサウスポーで、しかも無敗。実戦を経験した方ならわかると思いますが、サウスポー、しかもリーチに恵まれた選手は、最もにやりにくいタイプです。

どちらもアウトボクシングを得意としながら、インファイトでも力を発揮できる「ボクサーファイター型」です。

つまり、お互いが自分のアドバンテ-ジを消し合い、アドバンテ-ジを活かしきれない闘いになるでしょう。


私の予想では、前半は西田選手が主導権を握ろうと積極的に攻める展開になるのではないかと感じます。

その雰囲気は、中谷選手の前戦・デビッド・クエジャル戦にも重なります。

あのときは、序盤から主導権の取り合いが続きましたが、3ラウンドに中谷選手が一瞬の隙を突き、ボディからのコンビネーションで仕留めました。


今回、西田選手もその教訓を十分に生かし、慎重かつ大胆に試合を進めるはずです。

主導権を渡さないように西田選手陣営の戦い方に注目です。


しかし、試合の流れが変わるのは8ラウンド前後だと予想します。

そのタイミングで、中谷選手が必ず何か仕掛けてくると感じています。

西田選手がその動きにどう対応するか、ここが今回の試合の最大の見どころと言えるでしょう。


また、今回の試合にWBCのオープンスコアリング制度が採用されるかどうかも、展開に大きな影響を与えるポイントです。

途中で採点が公開されれば、両陣営が戦術を修正しやすくなり、試合がよりダイナミックになる可能性があります。


両選手ともに、世界トップレベルの実力と資質を備えています。

互いの強みを消し合い、そして限界まで引き出し合う、そんな〝ボクシングIQと意地のぶつかり合い〟勝負になるでしょう。


しかし、両選手の頭の大きさが全然違いますね。

結果に影響をする可能もあります。


すべてが日本ボクシング史に残る瞬間になると確信しています。

いまはただ、最高峰の戦いが繰り広げられるゴングの瞬間を心待ちにしています。



 
 
 

最新記事

すべて表示
拳の先、密着の深淵へ ―― 63歳からの組技に挑む理由

1. 「生業」としてのボクシング、その誇りと限界 私は今、ボクシングジム「B-BOXER」を経営し、拳を通じて多くの方に健康と情熱を伝える日々を送っています。 ボクシングは私の人生を支える生業(なりわい)であり、その合理的なテクニックと、サウスポーとして確立した独自の思想には絶対の自負があります。 しかし、一人の 武術マニア として己の内面を見つめたとき、そこには長年埋まることのない空白がありまし

 
 
 
「辞めていただく」ことも、トレーナーの大切な義務である理由。

違和感を見逃さない。それが「命」への責任。 先日、ある会員様がB-BOXERを卒業されました。 理由は、内科受診の結果、深刻な動脈硬化が見つかったこと。 血管年齢は90歳。これ以上の激しい運動は、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを伴うという診断でした。 実は、その方は以前からレッスン前の測定で血圧が高く、私はずっと気になっていました。ご本人は「機械の調子が悪いだけ」「医者も大丈夫と言っている」と笑っておら

 
 
 
【ロコモ対策・マットピラティス】をご検討の方へ

〜いつまでも自分の足で歩くために。関節と筋肉を“コゲ”から守る〜 「階段がつらい」「体が硬くなった」と感じるのは、加齢のせいだけではありません。 骨や関節を支えるコラーゲンが「糖化」して、しなやかさを失っているサインかもしれません。 糖化とロコモティブシンドローム:  軟骨や筋膜はタンパク質(コラーゲン)でできています。 ここが糖化して“コゲ”てしまうと、関節が硬くなり、可動域が狭まります。 これ

 
 
 

コメント


B-BOXERロゴ

Copyright2023 B-BOXER takatsuki

bottom of page