関節の柔軟性が人生を変える
- Toshihiro Yamanaka
- 10 時間前
- 読了時間: 2分
~肩甲骨・胸郭・股関節・膝関節・足関節の役割と可能性~
現代人の多くは、「ストレッチ=健康に良い」と知っています。
しかし、どの関節に柔軟性が特に必要かを理解して行っている人は、意外と少ないのではないでしょうか?
私たちの体には約360の関節がありますが、実は「よく動くべき関節」と「安定しておくべき関節」が、交互に連なって構成されています。これを“モビリティ&スタビリティ理論”といいます。
例えば、足首(足関節)・股関節・胸郭(胸椎)・肩甲骨周辺は、「よく動く=柔軟性が必要な関節」。
一方、膝関節や腰椎などは「安定すべき関節」です。
この基本構造を無視して、ただ「体を柔らかくしよう」と全身を伸ばすことは、逆にケガや不調の原因にもなり得ます。
中でも、現代人が硬くなりやすいのが、
肩甲骨周辺(猫背や巻き肩の原因)
胸郭(呼吸が浅くなり、疲れやすい)
股関節(腰痛や膝痛の温床)
足関節(バランス低下や転倒リスク)です。
これらの部位の柔軟性を取り戻すことで、次のような変化が期待できます。
パフォーマンスが向上し、スポーツの動きが軽くなる
呼吸が深くなり、代謝が上がる
姿勢が整い、慢性の痛みやコリが改善する
ケガのリスクが減る
血流・リンパの流れが改善し、内臓機能や免疫もアップする
一方で膝関節は“柔らかすぎては危険”な関節です。
過度な柔軟性は靭帯の緩みや関節の不安定性につながりやすいため、ここはむしろ「安定させる筋力」と「正しいアライメント」のほうが大切です。
結論として、柔軟性が最も求められるのは、動きの起点となる関節たち――すなわち股関節・肩甲骨・胸郭・足関節です
。これらの柔軟性を高めることは、単なる運動能力の向上だけでなく、呼吸・循環・自律神経・免疫機能にまで好影響を及ぼします。
つまり、柔軟性のある体は、「しなやかに生きる力」を宿した体なのです。
Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘
ボクシング&フィットネス B-BOXER
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