幕末に生きた二つの軸 ― 武の土方歳三、知の小栗上野介
- Toshihiro Yamanaka
- 9月12日
- 読了時間: 2分
幕末は混乱と変革の時代でした。
その時代に私たちが心を惹かれる人物の一人は、新選組副長・土方歳三です。
彼は徹底した規律と忠義で、新選組を組織し、幕末最後の戦いである箱館戦争まで戦い抜きました。
土方の姿からは「己の信念を貫き、脚を止めずに前へ進む武士の美学」を感じます。
一方で、あまり一般には知られていませんが、幕府の財政と近代化を担った小栗上野介忠順もまた特筆すべき人物です。
彼は横須賀製鉄所を建設し、フランスの技術を導入し、日本の造船と海軍力の基盤を築きました。
冷徹な財政改革、先進的な経済感覚――その実務力はまさに「知性の軸」として幕末を支えました。
しかし彼は政治的に孤立し、新政府に処刑されるという悲劇を迎えます。
二人の対比
土方歳三は「武」の象徴。行動と忠義をもって時代に挑んだ。
小栗上野介は「知」の象徴。実務と構想をもって未来を描いた。
両者ともに、時代の波に呑み込まれ最期は非業を遂げました。
けれどもその生き様は、現代を生きる私たちに「行動と戦略の両立」の大切さを教えてくれます。
B-BOXERにとっての教訓
私たちの身体もまた「武」と「知」の両輪で成り立っています。
脚を鍛え、動き続けること(武) ― 行動の力。健康と生活の基盤。
整えてから鍛える、正しい理論に基づくトレーニング(知) ― 戦略の力。効率と成果の基盤。
B-BOXERは、土方歳三のように一歩を踏み出す勇気と、小栗上野介のように未来を描く知恵の両方を大切にしています。
行動する脚と、考える頭脳。どちらが欠けても人生も健康も前に進めません。
だからこそ、私たちはこうお伝えします。
「脚を鍛えよ。知で整えよ。武と知を備えた時、あなたの人生はもっと強く、美しく動き出す。」
Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘
ボクシング&フィットネス B-BOXER
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