top of page
検索

健康は資産、健康は未来の通貨

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 9月6日
  • 読了時間: 2分

私たちは「お金」を資産と呼びます。

貯蓄があれば安心し、投資が成功すれば未来が明るく見える。

しかし、どれほどの財産を築いても、病に伏せればそれを十分に享受することはできません。

実は、最も価値のある資産は「健康」であり、それは未来を支える“通貨”とも言えるのです。


健康を資産として考える

資産とは「時間とともに価値を生むもの」です。

株式や不動産は運用によって増えることもありますが、健康も同じです。

・毎日の運動は「筋肉」という利息を生み、将来の歩行能力を保証する。

・バランスの取れた食事は「代謝」という配当を生み、病気のリスクを下げる。

・十分な睡眠は「回復力」という元本を守り、翌日の活動効率を高める。


つまり、健康はまさに「複利で増える資産」として扱えるのです。


健康は未来の通貨

お金は未来に使うために蓄えます。

同様に、健康も未来の生活の質を支払う“通貨”となります。

・70歳で旅行に行けるのは「脚力という通貨」を持っているから。

・孫と遊べるのは「心肺機能という通貨」が残っているから。

・仕事を続けられるのは「ストレス耐性という通貨」が支えているから。


逆に、健康という通貨を失えば、いくら金融資産があってもそれを使う自由は制限されてしまいます。


今からできる「投資」

健康を資産として蓄えるには、日々の小さな行動が投資になります。

  1. 運動:筋力は年1〜2%ずつ自然減少しますが、運動で補えば「元本割れ」を防げます。

  2. 食事:栄養バランスを整えることで「通貨の劣化=病気のリスク」を下げられます。

  3. 休養:睡眠不足は「借金」と同じで、将来にツケを回します。

この3つの投資を続けることで、未来に自由に使える「健康通貨」を蓄えていけるのです。

結び

健康は目に見えない資産ですが、確実に未来の通貨になります。

経済的な成功ももちろん大切ですが、それを活かす土台となるのは身体と心の健やかさです。

「健康=資産」「健康=未来の通貨」という視点を持つことが、真の豊かさへの第一歩だといえるでしょう。


Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘


ボクシング&フィットネス B-BOXER


公式ホ-ムペ-ジ

詳細のご案内


 
 
 

最新記事

すべて表示
野生動物が持つ“波の動き”――力ではなく連動の美しさが強さを生む

トラやライオンの動きを見ると、そこには驚くほどの脱力としなやかさがあります。 一歩踏み出すときも、飛びかかる瞬間も、方向を変えるときでさえ、硬さや力みはほとんど存在しません。 身体の中心から波のようにエネルギーが伝わり、それが全身を流れていくことで無駄のない動きが生まれています。 この“波の動き”は、実は日本古来の武術にも共通しています。 剣の達人は腕の力ではなく、足裏から伝わった波を背骨が受け取

 
 
 
“整えてから鍛える”は科学である――順番を間違えると一生変わらない体になる

多くの人は「筋肉を増やせば体は良くなる」と信じています。 しかし、これは本質を見誤っています。 筋肉は体を動かすための出力装置にすぎず、その前に整えるべき「土台」が存在します。 骨の配列が乱れ、関節が正しい位置を外れ、神経の通りが悪く、呼吸が浅く、骨盤が傾いたままでは、どれだけ筋トレをしても筋肉は正しく働きません。 この状態でトレーニングをすると、お尻は使われず前ももだけがパンパンになり、腰痛や肩

 
 
 
強く、しなやかで、折れない──矢田修氏が追求する身体哲学

矢田氏が語る「幹づくり」の真髄は、単に“強い幹”を目指すことではありません。 幹が硬すぎれば、動きは鈍くなり、強い力を発揮しにくくなります。 しかし中が弱ければ、外からの負荷に耐えられず、すぐに折れてしまいます。 矢田氏はこの相反する性質を、 高次元で両立させた身体 を目指しています。 つまり、 強いのにしなやか しなるのに折れない 力んでも詰まらない 緊張しても滑らかに動く という矛盾の統合です

 
 
 

コメント


B-BOXERロゴ

Copyright2023 B-BOXER takatsuki

bottom of page