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「習慣は裏切らない──力を抜いて、健康寿命を伸ばす身体づくり」

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 13 分前
  • 読了時間: 3分

日常の「姿勢」がすべてを決める

「体を整えておかないと、やる気も出ないし、すぐ怪我をする」。

これはトップアスリートだけの話ではありません。

私たちの日常でもまったく同じです。

多くの人が “やる気になった時だけ頑張る” という運動の仕方をしています。

ですが、イチロー選手が示してくれたのは、まったく逆のアプローチでした。

特別な努力よりも、日常の延長に整える習慣を持つこと。

それこそが、長く動ける体をつくる最短ルートなのです。


立っている時、歩いている時、しゃがむ時──。

その何気ない動作の中で、上半身が股関節の上に正しく乗っているかどうか。

この一点だけで、膝も腰も肩も、使い方が大きく変わります。


B-BOXERで伝えている「整えてから鍛える」はまさにこれです。

負担の大きいトレーニングをする前に、日常で正しく体を使えているかどうか

ここが整うと、筋肉は自然に動き、代謝も上がり、怪我のリスクも下がります。


そして何より、習慣化すると自分の体の“微細な変化”に気づけるようになります。

今日の足の軽さ、呼吸の深さ、腰のハリ……。その気づきが、健康寿命を確実に伸ばす力になるのです。


「8割の力」でわかる、自分のコンディション

イチロー選手は、現役時代から“ダッシュの感触”でコンディションを確認していたといいます。

「全力じゃなくていい。8割で走った感覚で、その日の体がわかる」

これは一般の人でも使える方法です。

朝の階段、駅までの歩き、軽く腕を振るだけでもいい。

その日の“動きの質”を一瞬で感じ取れます。

運動前にストレッチだけをするのではなく、まず血流を上げてから伸ばすというイチロー流も理にかなっています。

血液が巡ることで、筋肉が伸びやすく、痛めにくくなるからです。


「頑張りすぎない努力」で寿命が延びる

イチロー選手はこう語っています。

「もうとにかく頑張るという時期は過ぎたので。力を抜いて頑張る。そうすると結果的に健康寿命が長くなる」

これは、B-BOXERがシニアに伝え続けている考え方と完全に一致します。

60代からの体づくりは、若い頃のように筋肉を“増やす”ことを目的にすると怪我につながりやすいです。

むしろ、

  • 正しい使い方

  • 呼吸

  • 関節の可動域

  • 軽い負荷での継続この4つが整った身体のほうが、長生きで、元気で、よく動けます。

「習慣が人生を変える」──10年後、20年後のあなたへ

イチロー選手は最後にこう語りました。

「汗を流したら気持ちいい。その感覚を10年後も20年後も共有したい」

まさに“健康寿命を伸ばす姿勢”そのものです。トレーニングとは、苦しむためのものではなく、未来の自分を明るくするための投資です。

B-BOXERでの時間は、

  • 無理をしない

  • 正しく動く

  • 楽しく汗をかく

  • 習慣にするこの4つを積み重ねていく場です。

あなたの10年後、20年後を決めるのは、今日の小さな1分の積み重ねです。

習慣は裏切りません。

体が整えば、心も整います。そして人生が整っていきます。





 
 
 

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