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山本由伸選手を支える“軸”の哲学No.1

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 11月9日
  • 読了時間: 2分

整えてから鍛える

■ 1. 肉体の限界を超えるのは「筋力」ではなく「秩序」です

メジャーリーグの頂点であるワールドシリーズMVPに輝いた、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手。

その輝かしい活躍の裏には、柔道整復師の矢田修トレーナーの存在があります。

山本投手が高校を卒業して以来、10年近く二人三脚で歩んできた矢田トレーナーは、「筋肉を鍛えるより、身体を整えることが大切です」という、一見逆説的な考え方を貫いてこられました。


矢田トレーナーが所属する**キネティックフォーラム(BCトータルバランスシステム)**は、単なる治療技術の集まりではありません。

「人の身体は自然の一部であり、秩序を失えば能力は眠る」――そんな哲学に基づいた、身体づくりの体系なのです。


■ 2. BCトータルバランスシステムの真髄――“内力”を引き出すメソッド

「BC」とは、**Biomechanics(生体力学)とCell(細胞)**の頭文字を組み合わせた言葉です。

つまり、身体を細胞レベルから整え、全体のバランスを回復させることを目的としています。

矢田トレーナーは、まず施術によって身体の偏りをリセットし、次に呼吸と姿勢を結びつける「BCエクササイズ」で再教育を行います。

このアプローチは、筋力トレーニングのように外側から力を加えるものではなく、身体の内側に眠る力(内力)を引き出す方法です。

山本投手が「ウエイトトレーニングをほとんど行わない」というのは有名な話です。

彼は、重さを持ち上げなくても身体がしなやかに力を発揮できる構造を知っています。

だからこそ、中0日で登板してもフォームが崩れないのです。

身体の秩序が整っている限り、回復は早く、動作の再現性も高まります。


■ 3. 「整う」とは、力が流れるということです

BCシステムの基本は、力の通り道を整えることにあります。

背骨から骨盤、股関節、足裏へと流れるエネルギーの道が滞ると、いくら筋力があっても本来の力は発揮できません。

それは、川の流れに似ています。

石が詰まった川では、水量を増やしても流れはよどみます。

大切なのは“水を増やすこと”ではなく、“詰まりを取ること”なのです。


私たち一般の方々や中高年の方にも、この考え方は当てはまります。

腰痛や膝痛、肩こりなどの多くは「筋力不足」ではなく、「バランスの崩れ」です。

立ち方、呼吸、歩き方を整えるだけで、全身の力の流れが戻り、驚くほど身体が軽くなることがあります。


🌀 B-BOXER代表 山中敏弘(参考:キネティックフォーラム/BCトータルバランスシステム/矢田修トレーナー/MLB公式報道)

 
 
 

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