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B-BOXER流・腰痛の原因と対策

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 3月7日
  • 読了時間: 3分

腰痛は、現代社会において多くの人が抱える問題です。特にデスクワークが多い人や運動不足の人、さらには誤った体の使い方をしている人にとって、慢性的な腰痛は大きな悩みになります。B-BOXERでは、腰痛を「体の使い方の問題」と捉え、根本的な改善を目指します。

腰痛の主な原因


①姿勢の崩れ(骨盤の傾き・背骨の歪み)

長時間の座り姿勢や猫背、反り腰が原因で、腰に負担がかかりやすくなります。

特に多いパターン

  • 骨盤後傾タイプ:骨盤が後ろに倒れ、背中が丸くなりやすい(デスクワークの人に多い)。

  • 骨盤前傾タイプ:骨盤が前に傾きすぎて、腰が反りやすい(ヒールを履く人やアスリートに多い)。


②筋力不足・柔軟性の低下

腹筋・背筋・股関節周りの筋力が低いと、腰への負担が増します。また、ハムストリング(太ももの裏)や腸腰筋(股関節の前側)が硬くなると、骨盤が引っ張られ、腰痛を引き起こします。


③誤った身体の使い方(体幹の使い方が悪い)

身体を動かす際に、腰ばかり使ってしまい、体幹(コア)や股関節をうまく使えない人は、腰に負担が集中します。特にボクシングやスポーツをする人は、腰だけで捻る動作が多いと痛めやすくなります。


B-BOXER流・腰痛改善&予防のポイント


1. 骨盤のポジションを整える(姿勢改善)

骨盤の傾きを調整し、正しい姿勢を作ることが重要です。

座るときのポイント

  • 深く座り、坐骨で体重を支える(背もたれに頼りすぎない)。

  • 腰に負担をかけないために、足を組まない。

立つときのポイント

  • 骨盤をニュートラルに(反り腰・猫背にならない)。

  • 軽く膝を緩めて、全身のバランスを意識する。


2. 柔軟性&筋力アップで腰を守る

腰痛対策には、「体幹の安定」と「股関節の柔軟性」が重要です。

ストレッチ(柔軟性向上)

  • 腸腰筋ストレッチ(股関節前側の硬さを取る)

  • ハムストリングストレッチ(太ももの裏を伸ばす)

  • お尻(梨状筋)ストレッチ(腰を支える筋肉をほぐす)

体幹トレーニング(安定性アップ)

  • プランク(腹筋強化&腰の安定)

  • ドローイン(腹横筋を活性化)

  • ヒップリフト(骨盤の安定&お尻の筋力UP)


3. 初動負荷トレーニングで正しい動作を身につける

腰に負担をかけない動きを習得することが重要です。B-BOXERでは初動負荷トレーニングの考え方を取り入れ、無駄な力みを減らして、しなやかに動く習慣をつけることを推奨します。

ポイント

  • 「腰だけで動かさず、全身を連動させる」

  • 「無理な力みをなくし、しなやかに動く」

  • 「呼吸を意識しながら、自然な動作でトレーニングする」

特に、ボクシング動作を行う際も、腰だけを使わず、肩甲骨や股関節をうまく使うことで、腰への負担を減らすことができます。


Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘



 
 
 

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