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野生動物が持つ“波の動き”――力ではなく連動の美しさが強さを生む

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 11月27日
  • 読了時間: 2分

トラやライオンの動きを見ると、そこには驚くほどの脱力としなやかさがあります。

一歩踏み出すときも、飛びかかる瞬間も、方向を変えるときでさえ、硬さや力みはほとんど存在しません。

身体の中心から波のようにエネルギーが伝わり、それが全身を流れていくことで無駄のない動きが生まれています。


この“波の動き”は、実は日本古来の武術にも共通しています。

剣の達人は腕の力ではなく、足裏から伝わった波を背骨が受け取り、肩から刀へと流すことで斬撃が走ります。

合気や柔術も、相手を押すのではなく波で崩すという思想が根底にあります。

つまり強さとは、筋肉を硬くすることではなく、体の中心から末端へと流れる連動をどれだけ自然に使えるかで決まるのです。


イチローの動きもまさにこの波の体現でした。

バットスイングの切れ味、外野からの送球、走塁の軽さ。どれも大きな筋肉に頼った動きではなく、波の連続で成り立っています。

だから年齢を重ねても動きが衰えず、40歳を過ぎても第一線で活躍できたのです。


現代の成人が抱える肩こり、腰痛、前ももの張りなどは、波が通らず、体のどこかで動きが途切れている結果にすぎません。

波を取り戻せば、無理に筋トレをしなくても体は驚くほど軽く動き出す。

リアラインやIMPRO、矯正によってしなりが戻れば、眠っていた身体本来の能力が目を覚ます。

野生の体に戻すというアプローチこそ、現代人に本当に必要な身体改革なのです。


Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘


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