top of page
検索

脳が先に疲れている。——“疲労の正体”を整える

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 5 日前
  • 読了時間: 2分

朝から晩まで、パソコン、会議、スマホ、メール。一日が終わるころには、肩や腰よりも「頭がもう回らない」と感じていませんか?この“頭の疲れ”、実は「脳疲労」という、現代型の疲労現象です。


筑波大学の松井崇准教授は、スポーツ神経生理学の視点から「脳疲労」のメカニズムを研究しています。

脳も筋肉と同じようにエネルギーを使い、長時間働かせると「神経のガス欠」が起こる。すると、集中力・判断力・やる気が少しずつ落ちていきます。


しかし怖いのは、脳疲労は“自覚する前”から始まっているということ。

デスクワークや情報処理を2時間続けると、本人の感覚は元気でも、判断力や反応速度はすでに10〜20%も落ちているという実験結果もあります。


つまり「疲れた」と感じたときには、もう遅い。脳はすでにブレーキを踏み始めているのです。


■ 肩こりや腰痛の前に、脳が固まっている

B-BOXERに来られる多くの会員さんが、「身体の疲れよりも、頭が重い」「気力が湧かない」と話されます。

その多くが、運動不足よりも“脳疲労”がベースにあります。


脳が疲れると、身体のセンサー(姿勢・筋肉・内臓感覚)との連携が鈍くなり、猫背・浅い呼吸・血流低下へとつながります。

結果として、肩こり・腰痛・むくみといった症状が出る。つまり、体の不調は“脳のサイン”でもあるのです。


■ 「整えてから鍛える」ことで脳もリセットされる

B-BOXERでは、ただ汗をかくトレーニングではなく、“整えてから鍛える”という流れを大切にしています。


たとえば、

  • リアライン機器で骨格を整える

  • IMPROストレッチで神経の通り道を解放する

  • 軽いボクシング動作で脳と身体を同時に目覚めさせる


これらは、実は**脳の血流と神経活動を最適化する“脳リセット運動”**でもあります。

筋肉だけでなく、「考える力」や「やる気」を回復させる時間なのです。


Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘


ボクシング&フィットネス B-BOXER


公式ホ-ムペ-ジ

詳細のご案内




 
 
 

最新記事

すべて表示
“整える”ことが脳を救う

B-BOXERの哲学「整えてから鍛える」は、 まさにこの“脳の疲労”へのアプローチでもあります。 ① リアライン&IMPROで神経の通りを整える 姿勢を正すことで、脳と身体の情報伝達がスムーズになり、 神経系のオーバーヒートが鎮まります。 ② 軽いボクシング動作で脳血流を上げる 一定リズムの打ち込みやフットワークは、“脳の前頭葉”を活性化し、 集中力を取り戻します。 ③ プロテインと無糖炭酸水でエ

 
 
 
「疲れ」は3種類ある。

現代人の脳を守る“整える”という選択 「なんだかずっと疲れている」「寝てもスッキリしない」「やる気が出ないのは、歳のせいかもしれない」 そう感じるとき——私たちは“体”の疲れだけでなく、“脳”や“心”の疲れにも知らないうちに蝕まれています。 ■ 疲労の分類:体・脳・心、それぞれのサインを見逃さない 筑波大学の研究によると、「疲労」は大きく次のように分類されます。 種類 内容 原因 肉体疲労(Phy

 
 
 
脳が疲れたら、動こう!

運動・プロテイン・炭酸水で“頭のだるさ”をリセットする 一日が終わる頃、頭がぼんやりして集中できない。体よりも「脳の重さ」を感じていませんか? その正体こそ、脳疲労」**です。 現代人の疲れの多くは、筋肉よりも“神経のガス欠”から始まっています。 ■ 脳疲労は「エネルギー切れ」から起こる 長時間のデスクワーク、会議、スマホ操作。私たちの脳は、筋肉と同じようにグリコーゲン(糖)を消費しながら働いてい

 
 
 

コメント


B-BOXERロゴ

Copyright2023 B-BOXER takatsuki

bottom of page