時間を超えて自分と向き合う問い
- Toshihiro Yamanaka
- 4月20日
- 読了時間: 2分
「20年後のあなたに、今何が出来ますか? 20年前のあなたは何を望みますか?」
この言葉は、一見すると哲学的で抽象的な問いかけに思えるかもしれません。しかし、深く噛みしめると、人生を見つめ直すきっかけになる力を持っています。
私たちは、どうしても“今”のことに追われがちです。
目の前の仕事、支払い、責任、人間関係。それらをこなすうちに、一日が、そして一年があっという間に過ぎていきます。
でも、ふと立ち止まって未来と過去の自分に目を向けたとき、「今」という時間の尊さが見えてくるのではないでしょうか。
未来の自分に贈る「今」
20年後の自分は、果たしてどこで何をしているでしょうか。
健康で、元気に歩いているでしょうか? それとも、体の不調を抱え、かつての選択を後悔しているでしょうか。
今の自分にできることは、未来の自分が「ありがとう」と言えるような選択を積み重ねていくことです。
健康を意識した食事や運動、小さな貯金、学び続ける姿勢、人との良好な関係を築く努力。それらは、未来への“投資”とも言えるでしょう。
大きなことをしなくても構いません。ただ、「今日を大切に生きること」が、20年後のあなたに届く贈り物になるのです。
過去の自分が見ていた夢
一方で、20年前のあなたは、今のあなたをどう見ているでしょうか。
「あの頃、こうなりたかった」「この夢を叶えてほしかった」と願っていたことが、今のあなたの中に残っているでしょうか。
私たちは、年齢を重ねるごとに、現実と折り合いをつけながら生きるようになります。でも、あの頃の自分が抱いていた小さな希望や、心からやりたかったことを思い出すと、もう一度火が灯ることがあります。
忘れてしまった夢を、今こそ拾い上げてみても遅くはありません。むしろ、経験を重ねた今のほうが、夢に向かって進む力があるのかもしれません。
「今」は過去と未来をつなぐ橋
過去の自分の想いを受け取り、未来の自分にバトンを渡す。
その両方の視点を持って「今」を生きることが、人生に深みと方向性をもたらしてくれるように思います。
この問いかけを通して、自分という存在の“時間軸”を意識してみてください。
過去の自分にも、未来の自分にも、優しい気持ちで応えられるように。今日の一歩が、きっとその両方に届くはずです。
Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘
ボクシング&フィットネス B-BOXER
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