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戦艦大和の設計者 平賀譲少将の理論「骨力」を身体操作に応用

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 2025年4月28日
  • 読了時間: 3分

― 身体の芯から動かす、新しいからだの使い方 ―


私たちの身体には、筋肉だけでなく「骨」という大事なパーツがあります。

骨は、身体の柱のような存在で、姿勢を支えたり、動作の土台になったりします。

でも実は、骨にはそれだけではない、「力を流す」役割もあるのです。


たとえば、手を挙げるとき。腕の筋肉だけで持ち上げようとすると、肩や首がつらくなったりします。

でも、背中や骨盤からスッと力がつながっていれば、不思議と楽に動かせます。

これが「骨力(こつりょく)」――骨で力をつなぎ、無理なく動くという考え方です。


骨を使うと、ムダな力が抜ける


私たちは、日常生活や運動の中で、ついつい筋肉に力を入れすぎてしまいます。

たとえば、重い荷物を持つとき、歯を食いしばって腕にばかり力を入れていませんか?

でも、骨のポジションが正しく整っていれば、力は全身を通って分散されます

骨を“力の通り道”として意識すると、余計な力みが抜けて、動きがスムーズになるのです。

これは、プロのダンサーや格闘家、武道家などが自然と身につけている身体の使い方です。彼らは筋肉を「がんばって」使っているのではなく、骨を「うまく通して」動いているのです。


骨を感じるためのヒント

では、どうすれば自分の骨を使った動きができるようになるのでしょうか?まずは、次のポイントを意識してみてください。


【1】姿勢を整える(骨のスタート位置をつくる)

猫背や反り腰のままだと、骨に力が通りません。頭が胴体の真上にあるように、骨盤が真っすぐ立つように、静かに整えてみましょう。


【2】「支える」ではなく「通す」

身体を支えようとすると力が入りすぎます。それよりも、「床からの力を頭まで通す」ようなイメージで立ってみてください。


【3】動きは“芯”から始める

手足を動かすときは、肩や股関節などの中心(=骨の接続点)から動かすように意識します。これだけでも、動作が驚くほど軽くなるはずです。


おわりに

私たちの身体は、「骨」という見えない道を通して力を流すことで、本来の軽やかさや強さを引き出すことができます。

それは、ムダなく、ラクに、そして美しく動くためのコツです。

筋肉を鍛えることも大切ですが、それだけでは足りません。


骨を感じて、骨を使う――それが、B-BOXERとしておすすめしたい身体の使い方です。

自分の中にある「骨力」、今日から少しずつ目覚めさせてみませんか?



 
 
 

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