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山本由伸選手とイチロ-選手の共通点2

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 11月14日
  • 読了時間: 2分

4. フィットネスにおける大事な点 — 「鍛える」から「整える」へ


「B‑BOXER」において、特に“生活習慣病対策”“ロコモ予防”というミドル/シニア層向けプログラムを展開する中で、山本選手の身体哲学は次のような示唆を与えてくれます:


  • 筋量増加=良し、ではない:特に中高年層では、筋肉を“増やす”ことばかりに注目し、「増やした筋肉が動けるか」「動かせるか」という視点が抜けがちです。


  • 可動域・連動性・軸を整えるトレーニングの優先:例えば股関節・ヒップ・体幹・肩甲骨の可動域・安定性を高めることが、転倒予防・歩行改善・ロコモ対策に直結します。


  • “使える身体”を訴求するコピー・プログラム設計:例)「筋肉を大きくする前に、まず自分の身体を使えるように整える」「増やす筋肉から、使える筋肉へ」といったポジショニング。


  • 数値目標を「体重増」や「ウエイト挙上量」ではなく、「○○°の可動域回復」「歩行速度+●%」「スクワット時の連動時間短縮」などで設定。これは、実際の生活動作改善に直結するため、説得力が高まります。


例えば、脚トレ(リアライン+IMPRO+矯正)を展開する際に、「脚力を5%増やす」ではなく、「スクワットの起き上がり動作を10%速く、股関節の屈曲可動域を○°改善」というような数値目標にすることで、“鍛える”から“使いこなす”へのシフトを明確に打ち出せます。


5. 総括 — 身体哲学としての“整えて使う”


イチロー選手の「筋肉は鍛えるものではなく、使いこなすものだ」という言葉は、そしてそれを体現している山本由伸選手のトレーニング・身体操作・パフォーマンスは、我々に「身体とは増やすものではなく、使うものだ」という根源的な問いを投げかけています。


フィットネスという場で、特に年齢を重ねた方々や、動きに制限を感じるクライアントに対して、この視点は極めて有効です――筋量増加でも、器具だけでも、汗をかくだけでもなく、“身体を整え、連動させ、日常・スポーツに活かす”という価値で差別化できます。


Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘


ボクシング&フィットネス B-BOXER


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