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女性に多い「反り腰」と“動かない大腰筋”

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 10月24日
  • 読了時間: 2分

― 下腹ポッコリの真犯人は「骨盤の角度」だった ―

年齢とともに「下腹が出てきた」と感じる女性は多いでしょう。

しかし、その原因は“脂肪”ではなく、“骨盤の傾き”にあるかもしれません。


■ 骨盤の後傾が招く「ぽっこりお腹」

女性は関節が柔らかく、立つときにつま先側に体重がかかりやすい傾向があります。

その結果、腰が反りやすく、見た目には背筋が伸びているようでも、実は骨盤が後ろに傾きはじめています。

この状態では 大腰筋(だいようきん) がほとんど動かず、次第に弱化・硬化していきます。


大腰筋は骨盤を支え、姿勢を起こす「体の軸」そのもの。

ここが動かないと、背骨が丸まり、猫背+下腹ぽっこりの姿勢が定着してしまうのです。


■ 「腹筋のしすぎ」が運動能力を下げる?

「お腹を引き締めたい!」と腹筋運動を頑張る女性も多いですが、実はそれが“体の使いづらさ”を招くケースも少なくありません。


硬くなった腹部は、脚をみぞおちから動かすような自然な連動を妨げます。

筋トレの動作はインナーマッスル(深層筋)をほとんど使わないため、結果的に「固めた体」で動くクセがつき、走っても歩いてもエネルギー効率が悪くなってしまうのです。


■ チーターのようにしなやかに動く体幹を

体幹は“固める”ものではありません。

チーターがしなやかに背骨をしならせながら走るように、人間の体も「背骨→骨盤→脚→腕」という連動で動くように設計されています。


B-BOXERで行う「膝腰同側(しっそうどうそく)」のトレーニングは、まさにこの神経-脊柱-四肢の連動を再教育するメソッド。

深層筋を“動かしながら”鍛えることで、骨盤が正しい位置に戻り、下腹が自然に引き上がり、軽やかに歩ける体が蘇ります。


■ 歩きが変わると、毎日が変わる

スポーツの秋。大腰筋をしなやかに使えるようになると、「歩く=疲れない」「歩く=気持ちいい」と感じる瞬間が増えていきます。


“整えてから鍛える”という意識が、年齢を重ねても軽やかに動ける体をつくります。


Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘


ボクシング&フィットネス B-BOXER


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