剣道の経験が教えてくれた 「心・技・体」の本質
- Toshihiro Yamanaka
- 5月15日
- 読了時間: 2分
〜大学剣道部出身者として、いまB-BOXERで伝えたいこと〜
私は大学時代、剣道部に所属していました。
道場に響く竹刀の音、稽古中に交わされる気合、そして静寂の中で感じる相手との「間合い」──それらは今でも、私の身体と心に深く刻み込まれています。
剣道は「心・技・体」の調和を重んじる武道です。
どれか一つが突出しても勝てません。
精神の統一(心)、技の正確さ(技)、そしてそれを支える身体(体)。
これらが三位一体となって初めて「一本」に結びつく。私はこの剣道の哲学こそが、今のフィットネスにおいても重要な基盤であると確信しています。
B-BOXERでは、ボクシングという「攻防のある動き」を通じて、クライアントに身体操作の本質を伝えています。
しかし、ただパンチを打てばよいというわけではありません。打つ瞬間の重心移動、踏み込み、間合いの感覚、相手を見る「眼」、そして呼吸の制御──これらはまさに、剣道で学んだ動きと一致しています。
たとえば剣道の「出ばなを捉える」という技術は、ボクシングでの「カウンター」と同じです。
動きの起こりを読む力、そしてそれに合わせて動ける集中力と身体の反応速度が問われます。
また、剣道で重要とされる「残心(ざんしん)」──技の後も気を緩めず構えを保つ姿勢──は、フィットネスの現場でトレーニング後の姿勢保持やケガ予防にも通じる重要な概念です。
私が大学剣道部で培ったこの「武道としての身体操作」は、現代のフィットネスやスポーツにおいても極めて有用です。むしろ、合理的な身体運用の教科書とも言えるでしょう。
だからこそ、私はB-BOXERに来ていただくすべての方に、ただ体を動かすだけではなく、「心・技・体」の統合感覚を体感していただきたいと思っています。
それは剣道が教えてくれた「動きの美しさ」であり、「自分の軸を持つこと」でもあります。
武道の精神性と現代的なトレーニングの融合──それが、私が目指すフィットネスの在り方です。
Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘
ボクシング&フィットネス B-BOXER
公式ホ-ムペ-ジ
https://www.b-boxer.net/
詳細のご案内
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