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ミトコンドリアを増やす 活性化させるポイント

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 4月4日
  • 読了時間: 3分

私たちの身体を動かすエネルギーの源、それがミトコンドリアです。細胞の中に存在するこの小さな器官は、酸素と栄養を使ってATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを生み出し、筋肉の動きや持久力の向上に大きく関わっています。B-BOXERでは、ボクシングの動きと組み合わせながら、ミトコンドリアを効率よく育て、パフォーマンスアップにつなげる方法を取り入れています。


1. 適度な負荷の有酸素運動

ミトコンドリアは「酸素を使う細胞内工場」。つまり、適度な強度の有酸素運動を継続することで活性化され、数が増えていきます。具体的な運動:

  • ゆっくりとしたシャドーボクシング(長時間持続できる強度で)

  • ジョギングやバイク(心拍数を120~140程度に維持)

  • インターバルトレーニング(軽めのスパーリングを短時間で繰り返す)


2. HIIT(高強度インターバルトレーニング)

一時的に強い負荷をかけ、その後回復することでミトコンドリアの働きが向上します。ボクシングのトレーニングでは、サンドバッグ打ちやミット打ちを短時間全力で行い、休憩を挟む形で取り入れると効果的です。


3. 糖質制限+ファットアダプテーション(脂肪燃焼型エネルギー回路)

ミトコンドリアは脂肪をエネルギー源として使う能力を持っています。糖質に頼りすぎず、適度に低糖質な食事を取り入れることで、ミトコンドリアが脂肪を燃やしやすい状態になります。

具体的な食事:

  • オメガ3脂肪酸を多く含む魚やナッツ

  • MCTオイル(ココナッツオイル由来)を活用

  • 糖質の摂取量を徐々に減らし、脂質からのエネルギー供給にシフト


4. 寒冷刺激(冷水シャワーなど)

ミトコンドリアは寒さに適応することで増えることが知られています。冷水シャワーや冷水浴は、エネルギー代謝を高め、より多くのミトコンドリアを活性化させるのに役立ちます。


5. 質の高い睡眠

ミトコンドリアの修復・増殖は睡眠中に進みます。特に深いノンレム睡眠を確保することで、ミトコンドリアがしっかりと機能し、エネルギー効率が向上します。


B-BOXER流!ミトコンドリア育成トレーニング

B-BOXERでは、ボクシングの動きを取り入れた「ミトコンドリア活性化プログラム」を提供しています。


ウォームアップ(シャドーボクシング5分)

✅ 有酸素運動+HIIT(ジャンプロープ3分 × サンドバッグ打ち30秒 × 休憩30秒 × 5セット)

✅ 低糖質+高脂質の食事アドバイス

✅ 冷水シャワーの習慣化


ボクシングの動きは単なる「闘うための技術」ではなく、健康的な体を作るための最適なトレーニングツールでもあります。ミトコンドリアを育て、持久力・パワー・集中力を引き上げることで、日常生活のパフォーマンスも向上していきます。

B-BOXERで、ミトコンドリアを活性化させ、しなやかでエネルギッシュな体を手に入れましょう!


Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘



 
 
 

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