トライアスロンが教えてくれた 「3つの視点」人生を走り切るために
- Toshihiro Yamanaka
- 5月23日
- 読了時間: 3分
私の20代は、トライアスロンと共にありました。
1987年、大学を卒業して福岡に配属された年から、私はこの過酷な競技に本格的に取り組み始めました。
まだ日本では黎明期。
1983年にようやくオリンピック規格の大会が始まったばかりで、私が参加したのは1988年の第5回大会でした。
情報も道具も、何もかもが揃っていたわけではありません。
経験不足、練習不足、そしてバイクの整備さえ不十分で、結果はボロボロでした。
体も心も、文字通りズタズタ。
でも、そこでたったひとつ手に入れたものがあります。
それは、当時応援してくれた先輩の女性社員――その後、私の人生の伴侶となる人でした。
振り返れば、このトライアスロンの経験が、私の思考や行動、そして人生観に深く根を下ろしていることに気づきます。
**「3つ」**という構造を意識するようになったのもその影響です。
1. 3つの要素:スイム・バイク・ラン
トライアスロンは3種目を連続して行います。
それぞれ異なる筋肉、異なる呼吸、異なる戦略が求められます
。仕事でも人生でも、ひとつのスキルでは完走できない。
総合力が試される――そう教えられました。
2. 3つの局面:序盤・中盤・終盤
スイムで流れを作り、バイクで差が開き、ランで勝敗が決まる。
人生や仕事も同じ。
勢いだけでは続かず、淡々と耐える中盤、そして最後の踏ん張りが価値を決めます。
3. 3つのピンチとチャンス:疲労・迷い・突破
競技中、体が動かなくなる瞬間、進路を見失う瞬間、すべてを投げ出したくなる瞬間があります。
でもそれは、見方を変えればチャンス。
一歩踏み出す力、考えを切り替える柔軟さ、そして「続ける」という選択こそが突破口となるのです。
私はこの「3つの構造」を、人生やビジネス、そして現在取り組むフィットネス指導の現場にも活かしています。
たとえばB-BOXERのトレーニングでも、クライアントの課題を3つの視点で見つめ、バランスよく支援することを心がけています。
トライアスロンは、時間が経っても私の中に生き続けています。
あの過酷さ、あの達成感、そしてそこで得た人生のパートナー。
人生そのものがトライアスロンのようだ――そう思うことがあります。
進みながら、乗り越えながら、自分の限界と対話しながら、ゴールではなく、その過程を生きる。それが、私の今の生き方です。
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