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【足のケガのおこしかた】 ~日常生活における主な要因~

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 4月10日
  • 読了時間: 2分

内反(ないはん)動作による捻挫

  • 発生シーン

    • 階段の下りで着地に失敗し、足が内側にひねられる

    • 横断歩道の縁石やマンホールの縁で足をくじく

    • 子どもやペットを避けて咄嗟に方向を変えたとき

  • 特徴:外側の靱帯損傷が起こりやすく、腫れや痛みが強く出る。


外反(がいはん)動作による負荷

  • 発生シーン

    • 狭い道で壁側に足をぶつけて外側にねじれる

    • 濡れた床で滑って内側に踏ん張る

    • 和式トイレや正座から立ち上がる時に足首を外に倒す

  • 特徴:内側の靱帯を痛めやすく、捻挫としては比較的まれ。


つまずき(前方からの力)による怪我

  • 発生シーン

    • 家の中のカーペットの端やコードに足を引っかける

    • スリッパを履いたまま段差を上がろうとする

    • 買い物袋で前が見えず、低い段差を見逃す

  • 特徴:前足部や指に力がかかり、中足骨骨折や指の捻挫が起こりやすい。


踏み外し(高低差による衝撃)

  • 発生シーン

    • エスカレーターの乗り降り時に踏み外す

    • 暗い場所で段差に気づかずにステップダウンする

    • 車の乗り降りで地面の高さを見誤る

  • 特徴:足首や踵に強い衝撃が加わり、捻挫・骨折のリスク大。


滑り(支持面の不安定による転倒)

  • 発生シーン

    • 雨の日の駅構内・スーパーの床

    • 浴室や玄関マットでの濡れた足による滑り

    • キッチンでの油跳ねや水滴による転倒

  • 特徴:足関節や膝への急な負荷、転倒による骨折・打撲を引き起こす。


🛡【怪我の予防】~B-BOXERレッスンの考え方~

B-BOXERでは、日常生活の「踏む・支える・捻る・避ける」といった動作に対応した身体操作の土台作りを重視しています。


✅ 1. 体幹と足部の連動性向上トレーニング

  • 例:立位姿勢から片脚に荷重しながらのシャドーボクシング

  • 狙い:バランス力の向上、股関節~足関節の反応スピード強化

✅ 2. 足指・足底のアクティブトレーニング

  • 例:タオルギャザー、ビー玉つまみ、裸足でのステップワーク

  • 狙い:足のセンサー感覚(固有受容器)と足部アーチの安定性強化

✅ 3. 瞬発的な方向転換と回避反応の強化

  • 例:ライト反応ステップや視覚反応トレーニング

  • 狙い:咄嗟の動きへの対応力、躓きや転倒の予防


Boxing & Fitness B-BOXER 山中敏弘



 
 
 

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