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「16時間断食」よりも現実的で効果的な食事法とは?

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 6月19日
  • 読了時間: 3分

最近、雑誌やYouTubeなどで話題の「16時間断食(ファスティング)」。

“食べる時間を制限するだけで痩せる”“空腹時間が長いと健康になる”といったキャッチーな言葉に、興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。


たしかに一部では、脂肪燃焼や細胞修復を助けるという報告もあります。

しかし私は、日々多くの会員様の体と向き合う中で、こう感じています。

「断食よりも、もっと現実的で効果的な食事法がある」と。

今回はその理由と、B-BOXERがおすすめする「整える食習慣」についてお伝えします。


❌ 続かない食事法では意味がない


16時間断食は理屈としては正しい部分もあります。

ただし実際には「夕食を抜くのが難しい」「朝食を我慢すると頭がぼーっとする」「運動後に栄養がとれない」など、継続が難しいという声を多く聞きます。


また、高齢者や筋肉量が落ちやすい方にとっては、空腹時間が長すぎると筋肉の分解が進むリスクもあります。

つまり、理屈は良くても、現実には合わない人が多いのです。


✅ 「朝・昼はしっかり、夜は軽く」こそ王道

私たちが推奨するのは、

「朝食と昼食はしっかり、夕食は軽めに」というシンプルな食習慣です。

このスタイルには以下のような利点があります。


✔ 朝食を摂る → 体内時計が整う

朝に食事を摂ることで、脳と身体が「活動モード」に切り替わり、代謝が上がります。

たんぱく質を含んだ朝食は、筋肉の分解を防ぎ、日中のエネルギー効率も良くなります。


✔ 昼食をしっかり → 活動の燃料に

昼は身体を動かす時間帯です。

ここでたんぱく質と炭水化物、野菜をバランスよく摂ることで、午後の集中力・パフォーマンス・代謝も維持されます。


✔ 夕食を軽めに → 睡眠と内臓を整える

夕方以降は身体が休息モードに入っていきます。

ここで脂質や糖質の多い食事を避けると、胃腸への負担が軽くなり、睡眠の質も高まりやすくなります。


🔬 科学もこの方法を支持しています


実際の研究でも「高たんぱくな朝食」は空腹ホルモンを抑え、「夕食を早めに済ませる」ことで血糖値や内臓脂肪が改善されるという報告があります。


つまり、16時間断食をしなくても、1日の中で“食べ方”を整えるだけで代謝改善やダイエット効果は得られるということです。


💡 B-BOXER流「整える食習慣」のすすめ


私たちが大切にしているのは「整えてから鍛える」という発想です。

それはトレーニングだけでなく、食生活も同じです。


  • 「まず体の土台を整える」

  • 「極端な制限より、続けられる習慣を」

  • 「理論ではなく、実感できる体の変化を」


朝・昼にしっかりと栄養を摂り、夜は軽やかに終える。

これこそが、無理なく健康的な身体づくりを続ける“現実的で効果的な方法”だと、私は確信しています。




 
 
 

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