top of page
検索

「日常」と「非日常」を切り替える感性が、トレーニングの質を変える

  • 執筆者の写真: Toshihiro Yamanaka
    Toshihiro Yamanaka
  • 6月29日
  • 読了時間: 2分

「日常生活でできるストレッチやエクササイズはありませんか?」こうしたご質問をよくいただきます。

たしかに、毎日少しでも身体を動かせたら理想的かもしれません。

ですが、私自身の過去を振り返ると、実は“日常の中では特に何もしていませんでした”。


その代わり、私が大切にしていたのは、「最低でも週に一度、しっかりとトレーニングを行うこと」でした。


その週一回のトレーニング時間を、私は徹底的に“非日常”として捉え、最大限に活かしました。

たとえば、筋トレのジムで自分を追い込んだ後、その足でボクシングジムに向かう。


まさに“ハシゴ”です。決して毎日トレーニングしていたわけではありません。

けれども、その一回の濃度が私にとっての“身体を創る時間”だったのです。


重要なのは、「日常」と「非日常」の切り替えの感性です。

ふだんの生活と、トレーニングという“異空間”。

この両者を“光と影”のように対比させ、意識の中で常に存在させておく。

この感覚こそが、トレーニングの質を高める鍵になるのではないでしょうか。


トレーニングする日、しない日。運動しているとき、していないとき。そのどちらにも意味があります。

週に一度のトレーニング時間が“非日常の集中”ならば、残りの日常は“イメージトレーニング”の時間です。


たとえば歩きながら、自分の姿勢をイメージしてみる。

座っているとき、自分の呼吸や骨盤の感覚に意識を向けてみる。

それも立派な「レストの状態」でありながら、身体との対話を重ねる“準備の時間”なのです。


やみくもに毎日やるよりも、「やるとき」と「やらないとき」を明確に切り分けてみてください。

このコントラストが、あなたの身体感覚を研ぎ澄まし、日常にも非日常にも「意味」が生まれていきます。

習慣は、やがて“常態”になります。その積み重ねが、あなたの身体と心を、しなやかに強く整えていくのです。



 
 
 

最新記事

すべて表示
“整える”ことが脳を救う

B-BOXERの哲学「整えてから鍛える」は、 まさにこの“脳の疲労”へのアプローチでもあります。 ① リアライン&IMPROで神経の通りを整える 姿勢を正すことで、脳と身体の情報伝達がスムーズになり、 神経系のオーバーヒートが鎮まります。 ② 軽いボクシング動作で脳血流を上げる 一定リズムの打ち込みやフットワークは、“脳の前頭葉”を活性化し、 集中力を取り戻します。 ③ プロテインと無糖炭酸水でエ

 
 
 
「疲れ」は3種類ある。

現代人の脳を守る“整える”という選択 「なんだかずっと疲れている」「寝てもスッキリしない」「やる気が出ないのは、歳のせいかもしれない」 そう感じるとき——私たちは“体”の疲れだけでなく、“脳”や“心”の疲れにも知らないうちに蝕まれています。 ■ 疲労の分類:体・脳・心、それぞれのサインを見逃さない 筑波大学の研究によると、「疲労」は大きく次のように分類されます。 種類 内容 原因 肉体疲労(Phy

 
 
 
脳が疲れたら、動こう!

運動・プロテイン・炭酸水で“頭のだるさ”をリセットする 一日が終わる頃、頭がぼんやりして集中できない。体よりも「脳の重さ」を感じていませんか? その正体こそ、脳疲労」**です。 現代人の疲れの多くは、筋肉よりも“神経のガス欠”から始まっています。 ■ 脳疲労は「エネルギー切れ」から起こる 長時間のデスクワーク、会議、スマホ操作。私たちの脳は、筋肉と同じようにグリコーゲン(糖)を消費しながら働いてい

 
 
 

コメント


B-BOXERロゴ

Copyright2023 B-BOXER takatsuki

bottom of page